新しい取り組み
アントレ・チャレンジキャンプ
高校生のときに出会っていたら、人生が変わるような体験を。
認定特定非営利活動法人very50と連携し、アントレ・チャレンジキャンプを実施します。各地の社会起業家とともにリアルな社会問題を解決しながら、世界の舞台に挑戦する力をつける高校生のための問題解決プロジェクトです。

1年間のプロジェクトの流れ
4月
- ●オリエンテーション
- ●ぷち夢
5月
- ●探偵ゲーム
- ●デザイン基礎
- ●ロジカルシンキング
6月
- ●1学期プロジェクト:推しプレゼンを作ろう
- ●プレゼンテーション基礎
7月
- 推しプレゼン成果発表会1学期のふりかえり
8月
- 「やったことないことに挑戦する」夏休み
9月
- ●関西の企業を題材にしたプレプロジェクトkick-off
- ●マーケティング
10月
- ●顧客分析
- ●アイデアの出し方
- ●プレゼンテーション発表
11月
- ●研修旅行kick-off
- ●チーム決め
- ●グループワーク
12月
- ●現地計画の作成
- ●アントレ・チャレンジキャンプ(4泊5日)
1月
- ●研修旅行のふりかえり
2月
- ●自己分析
- ●“仕事”を知る
- ●総合型選抜入試対策
3月
- ●自己分析
- ●“仕事”を知る
- ●総合型選抜入試対策
主なプログラム
事前トレーニング
ビジネスにおいて基本となるスキルを学びます。カリキュラムは、さまざまな領域で活躍する大人へのヒアリングを継続的に行い、“現場での実践”に即したものになっています。

現地ワーク
実際に社会起業家の元を訪れ、プロジェクトを実行に移します。社会人フェローや大学生メンターの助言を受けながら、高校生が自ら議論を重ね、解決策のプレゼンに挑みます。

振り返り会
現地で得た経験を定着させるために「将来何をしたいか」「それはなぜか」「そのために何をすべきか」一人ひとりの人生に丁寧に向き合い、着実に具体的なネクストステップへつなげます。

言語技術(Language Arts)の導入
グローバル社会の言語教育で総合的な言語力を身につける
2023年度より、つくば言語技術教育研究所と連携して実施しています。言語技術とは多くの欧米諸国では母語教育の本質であり、その目的は「聞く、話す、読む、書く」の言語四機能を鍛錬することです。人前で話す力、議論力、巧みに文章を書く力や論文を書く力が身につきます。

言語技術の体系図
言語技術
総合的な言語力(聞く・話す・読む・書く・考える)
対話
- 問答ゲーム
- 議論
- ディベート
情報伝達
- 説明・描写
- 報告・記録
- プレゼンテーション
分析
- 絵の分析
- テクスト分析
- 情報分析
物語の構造
- 再話
- 要約
- 要旨
- プレゼンテーション
視点
- 認知
- 複眼的思考
作文形式
- 物語
- パラグラフ
- 小論文
- レポート

考える:論理的思考・批判的思考・システム思考・分析的思考・複眼的思考
感じる:共感・情緒
総合型選抜・学校推薦型選抜入試にも対応
言語技術 VOICE
大学入試において増加する総合型選抜・学校推薦型選抜入試で活用する
言語技術の授業では、はじめに会話形式の「問答ゲーム」を学びます。質問に対して、「主張」→「根拠」→「再主張」という形で回答。6W1Hを使って質問することで、答える側は感覚ではなく具体化して話す“言語化”ができるようになります。また、パラグラフの構造を意識して議論していくための素地を育成することだけでなく、論説や論文を書く能力も身につきます。次に絵の分析、再話、要約と進んでいき、グローバルな社会で役立つ総合的な言語力を学びます。
藤田 りの さん (1年 美術コース)
