
さまざまな美的体験を通して、大きな視野を持つ。
美術コースのポイント

アートプロデュース能力を向上させる
美術作品の展示やワークショップを考案・実行する経験を重ね、作品をどう見せるかの為の基礎を磨きます。

さまざまな美術表現を体験することで感性を磨く
異なる美の表現に数多く触れると、心は揺さぶられ、感性が磨かれ、思考する自分の学びも深まります。そんな豊かな経験から、それぞれの美的な想像力を育んでいきます。

作品鑑賞を「楽しむ」力を自信にする
美術鑑賞は、実はあまり難しいものではありませんが、苦手と感じる人もいます。自分の美意識を知り、他者に伝える練習をすることで、美術鑑賞を自らの強みにできます。
美大・芸大入試に求められる基礎力を強化する
デッサンの授業、夏期講習などで対象物を正確に再現する力を養います。観察力を磨くことで、基礎力だけでなく応用力も強化することができます。
大学研修を通して進路イメージを明確に
進路のイメージを確立するため、芸術大学の授業を受講。大学、学科、専攻、ゼミなどの内容について、理解を深めます。体験した生徒らはいつもと違う雰囲気と、専門の先生方からのレクチャーに目の色を変えて没頭します。
授業紹介

美術表現研究
本格的な美術表現を体験します。日本画や染色、インスタレーションなど今まで見たこともないような技法や素材に触れ、楽しみながら学びます。

デッサン
鉛筆の削り方から構図、形態の把握の仕方、調子の付け方まで丁寧に指導します。3年次には石膏像や大型モチーフを対象としたデッサンを行い、難関美大・芸大の受験にも対応できるように取り組みます。
学びの集大成「卒業制作展」

美術コースでは3年次の卒業前に、3年間の学びの成果を「卒業制作展」として多くの方々に披露しています。「素描」と「構成」の作品それぞれ1点ずつを約10ヶ月かけて制作。「素描」は石膏デッサンまたは大型静物の鉛筆デッサン、「構成」はポスターカラーによる色彩構成となっています。

3つの力を習得し、自分なりの表現法を見つけます。
ゲーム形式やAR技術を活用した授業など、さまざまな工夫を行い、わくわくできる授業づくりを心がけています。特にこのコースで身につくのは「観察力」「推察力」「伝達力」。これまでにない視点から物事を追求し、言葉や作品を通じて、自分なりに表現できるようになります。美術コースでこの3つの力を習得すれば、さらに充実した3年間を過ごせるはずです。
美術科

専門性の高い授業を通じて技術と意欲が向上しました。
子供の頃から絵を描くことが好きだった私は、将来美術系の職業に就くことをめざして、美術コースのあるこの学校を選びました。いろいろな授業を受けられるので、中学校の頃以上に深い知識が身についたと感じています。また、先生が話すポイントを意識することで技術が磨かれ、これまで以上に楽しんで絵が描けるようになりました。
2年 美術コース
GRADUATE’S INTERVIEWS

高校の基礎的な学びを土台に、美術教員をめざしています。
美術コースでは、デッサンや色彩構成、立体など、さまざまなジャンルを学ぶことができます。1年次は基礎を固め、2年次から応用的な学習へ。それぞれを繰り返し練習することで、観察眼が身につき、対象物を捉えた正確な絵が描けるようになりました。卒業後は大阪芸術大学に進学。高校で培った知識・技術を活かしながら、美術教員をめざして技術力を磨いています。絵が上手くなりたい人はぜひ、美術コースで学んでほしいです。
大阪芸術大学 芸術学部デザイン学科