小春日和の1月23日㈬、総合進学コース2年生は京都で「日本文化体験学習」を行いました。まずは臨済宗妙心寺派の本山である妙心寺で、法話・坐禅体験。和尚様が「日々是好日」をテーマにお話くださいました。一日一日を丁寧に過ごすことが大切と伺い、日々の行いを振り返り、将来に活かせるよう心新たにした生徒も多いようでした。引き続き坐禅体験。説明の後、16分の坐禅を体験しました。姿勢と呼吸、心を整えて、静寂の中での坐禅はとても新鮮でした。なかなか無心になれず、警策（けいさく）をいただいた人もありました。

京都ハンディクラフトセンターでの美味しい昼食の後は、森陶器館での清水焼製作体験。ろくろを使って手びねりで陶器を作りました。現地のスタッフさんのおかげで、素敵な作品ができた模様です。作品は学期末に学校に届く予定です。

この行事は、総合進学コース独自の取り組みの一つで、日本の伝統文化に触れ、それを尊重する姿勢を養うこと、坐禅や作陶を通して自分と向き合い、精神の修養をはかることを目的に実施しています。この経験を、今後の学校生活や日常生活に活かすことを願っています。