5/21（土）の中間試験後に、防災教育を実施しました。防災教育は訓練を含めて年2回行うことになっています。

今回はその1回目となります。

　今回の目的は、「防災意識を高める～なぜ防災教育が必要なのか、認識しよう～」と題して近年頻発している地震について学ぶ時間としました。

　まずは防災事前意識調査として、自宅に防災グッズが備わっているか、非常食は何日分あるか等のアンケートを取りました。アンケート後、震災というものを自分事として捉えるために、心的ストレスを抱えないよう配慮しつつ東日本大震災のドキュメンタリーを視聴しました。その後クラス活動として、「地震発生後、避難場所につくまでに気をつけること」についてブレインストーミングを行い、情報の共有や視点の違い（地震発生時にいる場所によって異なる）を理解しながら、優先順位として高いものは何かを話し合いました。 また、国土地理院『ハザードマップポータブルサイト』を利用し、自宅の津波や浸水予測を確認し、指定避難場所も確認しました。

　本校では震度6以上の地震が発生した場合は、教職員・生徒に対して安否確認連絡が一斉に流れる仕組みにしているため、そのデモ配信を行いました。

　災害から自分の命を守り、身近な人を助ける自助・共助が重要となります。そのためには正しい防災知識を習得していかなくてはなりません。今回の防災教育がその一助になることを期待しています。